中田英寿が今後の出場を示唆「状態が整ったら」 平和を願う一戦にレジェンド集結「日本でも頻繁に」

中田英寿氏が監督としてチャリティーマッチに参加
元ブラジル代表で、かつて日本代表監督を務めたジーコ氏が主宰するチャリティーマッチ「Zico All-Star Game For Peace HIROSHIMA 80 Years」が7月27日、エディオンピースウイング広島で行われた。
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初の日本開催で「ジーコ・ワールドレジェンズ」と「ジーコ・ジャパンレジェンズ」が対戦。ジーコ氏の呼びかけで、スペイン1部FCバルセロナなどで活躍をしたロナウジーニョ氏や、Jリーグにもゆかりのあるシジマール氏、ドゥンガ氏らが来日した。
ワールドレジェンズの監督を務めた中田英寿氏は「まずは試合に勝ったことが、一番かなと思いますけども」と現役時代から変わらぬ、結果への姿勢を見せた。「当時の仲間たちとこうやって会って、いい時間を過ごせるってのは、本当に何事にも代えがたい、楽しい時間だったなと思います」と振り返り、「形は変われど、こうやって関われることにまずは本当にすごいありがたいなと思います」と話した。
ジーコ氏が主催する世界的チャリティーマッチは今回で21回目を迎えた。中田氏は「以前もブラジルで、何回かやった試合にも出さしてもらったりしてるので」と過去の参加を振り返りながら、「本当にこう影響の強さだったり、この意義合いってのはずっと知ってるので。それだけになおさら今回この日本で、このタイミングでできたっていうのは、ジーコと長い付き合いの僕にとっても非常に重要だったし、良かったなとは思います」とこのチャリティーマッチの意義について考えを話した。
戦後80年を迎えたタイミングで行われたことについては、「言葉で言うには簡単ですけども、相当な時間なのかなと思いつつも、やっぱりまだ世界ではいろんな紛争や、戦争問題がありますし。そういったことを含めて、自分たちが何を日々考えて、生きていかなきゃいけないのかなっていうのは、ここ最近は、戦争の問題だけじゃなくてたくさんありますけども。やっぱり、こう節目節目にしっかりと、思い出しながら、ちゃんと何のために生きてるんだろうっていうのを、考えるきっかけには、こういった試合で少しでも多くの人にメッセージが送れればいいかなとは思います」とサッカーを通じて伝えられるメッセージがあることを強調した。
自身のコンディションについては「トレーニング中で、もう少しいい状態が整ったら試合に出ようかなと思ってるんですけど。まだ調整中というところで」とした中田氏。そして、「それこそ中田浩二にも言ったんですけど、鹿島がね、今後このジーコの意志を引き継いで、毎年チャリティーマッチやったほうがいいんじゃないかと、思うんですけども」と話し、「日本でももっと頻繁にあったら、自分もこうね、参加できる機会も増えるだろうし、そうするともうちょっと体調が上がるのかなと。なのでちょっとその未来を夢見ながら、またいろんな仲間に声かけたいなと思ってます」とまとめた。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















