ビッグクラブから関心も…代表守護神が残留示唆「完全に集中している」 地元メディアに激白

鈴木彩艶が地元紙のインタビューに応じた
イタリア・セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶が、地元紙「ガゼッタ・ディ・パルマ」のインタビューに応じた。キャリアの最終目標を「世界最高のゴールキーパーになること」と話し、来年の北中米共催ワールドカップ(W杯)への意欲も語った。
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アメリカ人の父を持つ鈴木は、自身の生い立ちについて「ニューヨークで生まれましたが、すぐに日本へ移住したのでアメリカでの生活については全く覚えていないです。自分自身を100%日本人だと思っています」と話す。そして、GKを始めたきっかけを「5歳の時に兄の影響でサッカーを始めました。なぜか分からないんですが、グローブをはめてボールを止めるのが大好きだったんです。そこからゴールキーパーとしてのキャリアが始まりました」と明かした。
浦和レッズの下部組織で育ち、ベルギー経由で昨季にイタリアへ渡った。その際、鈴木にはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーからのオファーもあったとされる。それについて問われると「パルマから素晴らしいオファーをいただいたので、すぐに加入することを決めました。昨シーズンは成長するチャンスに恵まれたので、この決断は本当に満足です」と話す。
来季への去就も様々な報道がされる鈴木だが「僕についてたくさんの噂があったことは知っています」としたうえで、「パルマに完全に集中していますし、シーズンをうまく始められるように準備しています」と、残留を念頭に置いて話した。
そして、パルマでの2シーズン目に向け「昨シーズンは失点が多すぎたので減らしたい。個人の目標はレベルを上げていくことで、チームとしても残留のためではなく上を目指して戦いたい」と話す。そして「改善すべき点はたくさんありますが、まずはセーブする時のフットワーク。もう少しステップを踏めば、ボールハンドリングの上達に生きると思います」としている。
来年にはW杯も控え、現在の日本代表では正GKを務めている。日本での生活から学んだものを「規律と謙虚さ」と話す鈴木は「とても大きな意味がある大会です。子供の頃からずっとW杯でプレーすることを夢見てきたので、本当に光栄な場所です」として、「クラブで成功したいし、長期的には世界最高のゴールキーパーになることを目指しています」とキャリアの目標を話していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















