王者鹿島が金崎のゴールを守り切り暫定首位に浮上! リーグ最多得点の浦和は痛恨2連敗

浦和攻撃陣は2試合続けて沈黙

 後半に入って立ち上がりの6分、浦和は右サイドをショートパスで打開すると武藤のワンタッチパスからR・シルバが抜け出してシュートを放つも枠外に外れた。流れのなかでのチャンスで勢いづくかに思われたが、その後は後方からのビルドアップでスピードアップすることができず、閉塞感のある展開になった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は同16分に青木に代えて駒井をボランチに投入し、打開を図った。

 しかし直後の同20分には、鹿島FWペドロ・ジュニオールのラストパスで金崎が一気に抜け出し、西川と1対1になる決定機を迎えた。しかし、金崎のシュートはゴールポストに当たって外れ、スコアは動かなかった。

 なかなか打開できない浦和は、同26分には最終ラインから那須が持ち上がってミドルシュートを放ったが、これは鹿島GKクォン・スンテが難なくセーブ。同30分には攻撃参加したDF槙野智章がカーブをかけたミドルで狙ったが、ゴールポストに当たって枠外に飛んだ。

 浦和は最後まで鹿島ゴールをこじ開けることができず、リーグ最多得点の攻撃陣は沈黙。前節の大宮アルディージャ戦に続く0-1での敗戦で2連敗となり、首位の座を明け渡した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文&写真 text by Football ZONE web

 

 

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