代表帰りの38歳長友が2アシストで躍動! 2本のクロスでお膳立て…FC東京が浦和との激闘制す

FC東京と浦和が対戦【写真:徳原隆元】
FC東京と浦和が対戦【写真:徳原隆元】

FC東京が3-2で勝利

 FC東京が浦和レッズをホームに迎え撃った7月19日のJ1第24節は、FC東京の日本代表DF長友佑都の2アシストもあり3-2で競り勝った。

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 浦和は6月に米国開催のクラブ・ワールドカップ(W杯)に出場したため、6月1日の横浜FC戦以来となる国内でのリーグ戦になった。一方のFC東京は今週半ばまで韓国で開催されたE-1選手権に日本代表として出場したDF長友佑都とMF俵積田晃太がスタメン出場した。

 先にスコアを動かしたのはFC東京だった。前半6分、先月に加入して浦和との古巣対決になったDFアレクサンダー・ショルツがドリブルで持ち上がると右サイドの長友へ。長友は内側にカットインして左足クロスを上げると、中央でMF遠藤渓太がコースを変えてゴールに流し込んだ。

 しかし、ここからは浦和がペースをつかんだ。前半15分には新加入のFW小森飛絢も絡んだ攻撃で左サイドからMF金子拓郎がクロスを上げると、クリアボールに反応したMF安居海渡が相手との競り合いでボールを奪いそのままミドルシュートを蹴り込んで同点に追い付いた。さらに5分後、MFマテウス・サヴィオが左サイドに開いてボールを受けると、右足アウトサイドで広いスペースのあった背後へスルーパスを出してMF渡邊凌磨が抜け出し、そのままペナルティーエリア内まで持ち込んでGKとの1対1を決め2-1と逆転に成功した。

 前半終了間際にはFC東京がMF橋本拳人のクロスをFWマルセロ・ヒアンがヘディングで決めて追いついたかと思われたが、橋本が渡邊からボールを奪ったプレーについてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)がオンフィールドレビューを進言し、映像確認の末に橋本のファウルがあったとしてゴールは取り消されてハーフタイムに入った。

 後半に入るとFC東京がゴール前に迫る回数を増やしていった。その中で後半21分、右サイドでポイントを作ると長友が中央に入れたボールをFWマルセロ・ヒアンがキープして反転シュート。これがDF石原広教に当たってコースが変わりゴールに吸い込まれ、2-2の同点となった。

 その後は全体的にFC東京がボールを持つ展開になった。そして後半43分、コーナーキックのこぼれ球をFW野澤零温が叩きつけるシュートを放つと、浦和ゴール前で混戦に。ボールは両チームの選手が密集したところでゴール内に転がり込み、記録はFW仲川輝人の得点に。これが決勝点となりFC東京が3-2で勝利した。

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