MFが異例の「ベストセーブ賞」 J3で生まれた“魂のプレー”に喝采「ほんとスーパー」

北九州MF木實快斗、間一髪ブロックで月間ベストセーブ賞を受賞
J3リーグ6月度月間ベストセーブ賞をギラヴァンツ北九州のMF木實快斗が受賞した。GKではなくフィールドプレーヤーの受賞となり、映像も公開されると反響を呼んでいる。
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6月14日に行われた第16節、アスルクラロ沼津との一戦。1-0で迎えた後半36分、縦パスに抜け出した沼津FW白輪地敬大がGK田中悠也をかわし、がら空きになったゴールへ左足でシュートを狙った。ここでカバーに入った木實が身体を投げ出し、ラインギリギリのところで間一髪ブロック。このプレーで失点を免れた北九州は1-0で勝利を収めた。
Jリーグでは月間MVP、月間ベストゴール、月間優秀監督賞、月間ヤングプレーヤー賞をJ1、J2、J3の各カテゴリから選出して表彰している。今シーズンからは「最も優れたセーブ」を称える月間ベストセーブ賞も新設された。同賞はここまで全てのカテゴリでGKが受賞してきたが、決死のプレーでチームを救った木實がフィールドプレーヤーとして初受賞した。
木實はJリーグ公式サイトで「この度、J3リーグ6月度月間ベストセーブ賞に選出していただきました。僕はフィールドプレーヤーとしてプレーしているので、この賞を受賞するとは思っていませんでしたが、チームのために全力でゴールを守った瞬間が評価されたことは嬉しく思います。これからも攻守に渡りチームに貢献できるよう、全力でプレーしていきます。引き続き、応援よろしくお願いします」と、受賞者コメントを発表している。
SNSでは「これが勝ちを引き寄せたんは間違いない!」「これほんとスーパー」「ゴールに等しいプレー」「素晴らしいの一言に尽きる」と木實への称賛と同時に、「そのパターンありなのね」「まさかのフィールドプレーヤー」「キーパーじゃなくても受賞できるんや!」「ベストセーブ賞ってキーパーだけが対象じゃなかったんだ」と、GK以外の受賞に対する驚きの声が多く上がっていた。



















