J強豪記念ユニ「待ち望んだデザイン」 ”ルーツ”リスペクトの1着に「ファンも歓喜」

神戸30周年記念ユニフォーム、原点回帰の白黒ストライプ
J1ヴィッセル神戸が、クラブ創立30周年を記念して発表したユニフォームが話題を呼んでいる。クラブ創成期のスタイルを彷彿とさせるデザインで、サポーターにとっては懐かしさと誇らしさが入り混じる特別な一着。サッカーユニフォーム研究家の「ともさん」に印象を語ってもらった。
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記念ユニフォームは2002年シーズン以来となる襟付きのデザインがベース。白を基調に黒のストライプを配し、袖部分にまでその柄を施すことで、クラブが紡いできた歴史の重なりと未来へのつながりを表現している。また、襟部分には「1995-2025」、襟裏には「KOBE」の文字が刻まれ、細部にまで30周年への敬意と地域への思いが込められた。さらにエンブレムはゴールド仕様となっており、30周年に相応しい重厚感が際立つ。
ともさんは「楽天が経営権を取得する以前(2004年まで使われていた)の白黒ストライプが復刻されている」と語り、「今ではすっかりクリムゾンレッドがお馴染みとなっている神戸のユニフォームですが、自分たちのルーツ(原点)をリスペクトする姿勢が素晴らしい。神戸の白黒ストライプはファンも待ち望んだデザインテーマだと思いますが、クラブ創立30周年という節目に持ってきたあたりは、ファンも歓喜していると思います」と評価。節目を機に“原点回帰”を選んだクラブの姿勢を称えた。
また、ともさんは「アウェーで使われていたヴィッセルブルーはGKユニフォームとして再現されている」とも言及。近年の神戸らしさと創設期のデザインがバランス良く融合している点にも注目した。伝統を再解釈した今回の記念ユニフォームは、ファンや地域とのつながりを再確認し、未来への歩みを力強く後押しする象徴となりそうだ。



















