なぜE-1観客数が少ない? 韓国メディアが考察する複数要因「重要度が相対的に低い」

空席が目立つE-1選手権のスタンド【写真:産経新聞社】
空席が目立つE-1選手権のスタンド【写真:産経新聞社】

日本対香港でも観客数は687人

 韓国で行われているEAFF E-1サッカー選手権は、総じて観客動員数の少なさが話題になっている。韓国メディア「yachuk」では、日本のサッカーファンからの指摘を紹介しつつ、猛暑にも理由があるとした。

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 全チームが初戦を終えた今大会、日本戦は男女とも初戦のスタジアムで空席が圧倒的に目立つ結果になった。男子のホンコン・チャイナ戦は687人、女子のチャイニーズ・タイペイ戦は193人という衝撃の結果になった。女子に関しては水原ワールドカップスタジアムの収容人数は約4万3000人で、収容率に換算すると「0.45%」だった。

 ただし、開催国の韓国が中国と対戦した男子の初戦も観客数は4426人であり、3万7000人が収容できるスタジアムに対して80%以上が空席だったとしている。いずれにせよ、興行としては成り立たないレベルの観客動員数にとどまっているのが事実だ。

 レポートでは日本のネットユーザーから「韓国が大会を主催しながら、十分に努力していないのではないか」「あまりにも寂しい」「日本のサポーターもいない」という声があったことを紹介している。

 これに対し記事では、「今回のE-1選手権の興行失敗は、さまざまな理由で分析されている。過去の大会を見ても、重要度が相対的に低いため関心も低く、興行がうまくいかなかった。また、猛暑が予想より早く到来し、ファンがスタジアムを訪れるのも難しい状況だ」とされた。そして「最終戦で日韓戦が組まれているため、この試合は興行を期待できる可能性がある」とされ、優勝を争う試合になる可能性が高い男子の最終戦に期待が込められた。

 男子の今後は中国、韓国の順で、女子は韓国、中国の順で対戦する。開催国との試合やタイトルの懸かった試合では、声援が響くスタジアムが実現するのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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