レアル史に輝く“二人のロナウド”をジダン監督が称賛 類稀な決定力に「少し嫉妬していた」

「彼らは決定的な仕事ができる選手だ」

「私はロナウド・ナザリオ、彼もまた偉大な選手だったが――と一緒にプレーする幸運に恵まれた。私は少し嫉妬していたんだよ。なぜなら、あんなにも多くのゴールを奪うのだからね。アシストしたものの、得点となるとあんな感覚を持つことはなかった。彼らは決定的な仕事ができる選手だよ」

「フェノーメノ(怪物)」と呼ばれたロナウドは度重なる負傷に苦しみながらも、ゴール前での天才的なシュートセンスを“銀河系軍団”の中でも見せつけた。そして現在はクリスティアーノがレアルでその役割を受け持ち、CL通算100得点の記録を樹立した。

 選手、指揮官という別の立場ながら、ジダン監督は“二人のロナウド”を強力なパートナーとして持つ幸運に恵まれた。世界ナンバーワンプレーヤーと称されたジダン監督だからこそ、ゴールゲッターの魅力に取りつかれているのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング