コスタとヘンダーソンが大げんか チェルシーとリバプールに新たな火種か!?

次世代のクラブを担う2人に因縁

 リバプールのMFジョーダン・ヘンダーソンと、チェルシーのFWジエゴ・コスタの間に大きな火種が生じていると、英地元紙「ガーディアン」が報じた。

 リバプールと、チェルシーは、20日にリーグカップ第1試合で対戦し、1-1のドローで試合を終えていた。

 しかし、この試合、ある出来事がきっかけでひともんちゃくがあったという。

 後半14分、ビハインドを負ったリバプールは、MFラヒーム・スターリングの得点で同点に追いついた。その直後、リバプールがフリーキックを得ると、チェルシーのMFセスク・ファブレガスがボールを渡そうとしな かったため、それをヘンダーソンが奪い返した。

 ここでなぜか闘争心をむき出しにしたのが、ジエゴ・コスタ。ヘンダーソンに詰め寄ると、頭を突き合わせて一触即発の展開となった。主審のマーティン・アトキンソン氏が2人の間に割って入り、両者を注意。そのままプレーは続行され、試合は終了した。

 しかし、2人のバトルは、まだ終わってはいなかったのだ。ピッチから引き上げるトンネル内でも両者は激突。殴り合いこそなかったが、互いに突き合い、激しい口調でののしり合ったところをチームメートやスタッフに止められ、引き離されたという。

 ヘンダーソンは、MFスティーブン・ジェラードが、今季いっぱいでの退団が決まっている中、次期キャプテンとして期待を寄せられてい る。一方のコスタは昨夏に長期契約でチェルシーに加入を果たしてから不動の地位を築いてきた。チームをけん引する両者の因縁が、リバプールとチェルシーというライバル同士の新たな象徴となり得るかもしれない。

 スタンフォード・ブリッジで行われる第2試合、2人の接触に注目が集まる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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