ユナイテッドFWのPK獲得に敵将が激怒 若武者のダイブを糾弾「主審を騙した」

物議を醸したラッシュフォードのPK奪取 スウォンジー監督は怒り心頭

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは30日の本拠地スウォンジー戦で前半アディショナルタイムにエリア内でファウルを受けて、PKによる先制点を呼び込んだ。だが、相手GKルーカス・ファビアンスキーと接触前から倒れ込んだとして、敵将から「主審を騙した」と糾弾されている。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ユナイテッドの誇る若武者が物議を醸すワンプレーを見せた。エリア内でファビアンスキーに倒されたとして、ニール・スワーブリック主審はファウルを宣告。PKを与え、主将のFWウェイン・ルーニーがこれを沈めて赤い悪魔は先制した。

 だが、これは誤審だったとスウォンジーのポール・クレメント監督は激怒。「リプレーは選手が主審を騙したと証明した。それ以外に見ようがない。彼はコンタクトするために、足を伸ばしたとも言える。しかし、彼はその前に倒れた。接触が起こる前には地面に倒れたんだよ。キーパーは手を引いたんだ」と敵将は指摘した。

 指揮官のみならず、選手も誤審に激怒し、主審に抗議を展開した。「最初に選手の反応を見ていたら、彼らは激怒していた。それで正しい判定かどうか、疑問が起きたよ」。主審はクレメント監督に「私はPKと確信している。アシスタントにも確認した」と語ったという。だが副審のポジションは悪く、「私と同じぐらい遠い位置だったんだ」と糾弾している。

 終盤にドローに追いついたが、ラッシュフォードのダイブにクレメント監督は怒り心頭の様子だった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング