23歳日本人は今夏残留か 去就予測を現地報道「確実なのはプレシーズンを開始し新監督と会うこと」

久保建英の現状をレポート
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表FW久保建英は新シーズンに向け去就が注目される1人だが、スペイン紙「AS」では「沈黙を保っている」と現状についてレポートしている。
2024-25シーズン、不振にあえいだソシエダのなかで、久保は奮闘を見せて公式戦52試合に出場し、7得点4アシストを記録した。来季に向けての意欲的なコメントもある一方で、シーズン終了間際には「何が起こるか分からない」という言葉も残していた。
現在、ソシエダは移籍市場での動きは少ない。レポートによると中心選手の1人であるMFマルティン・スビメンディの退団は近日中に発表される見込みとされたものの、「ソシエダの移籍市場はゆっくりと進んでいる」とされている。
久保については6000万ユーロ(約102億円)の契約解除条項があるとされるものの、「現時点ではレアル・ソシエダは久保について安心と信頼を抱いている。7月に日本でのミニツアーを実施し、V・ファーレン長崎、横浜FCと対戦する。ただし、選手の周辺は現時点では沈黙を保っている。確実なのは久保が7月14日にプレシーズンを開始し、新監督セルヒオ・フランシスコと会う機会を得ることだ。現時点では、落ち着きが保たれている」とされた。
今季はシーズンとシーズンの間に米国で開催中のクラブ・ワールドカップ(W杯)が入っていることもあり、ビッグクラブを中心に全体的な移籍市場の動きも遅めになっている。久保の去就に関する動きもどの時点から本格化するかも不透明だが、性急な動きが発生する可能性は低そうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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