J1だけの日本代表も「ほぼほぼ知らない人ばかり」…21歳ドリブラーにとって楽しみな”先輩の存在”

俵積田晃太が練習後の取材に応じた
韓国で開催されるE-1選手権の日本代表に選出されたFC東京のMF俵積田晃太が、7月4日の練習後にメディアの取材に応じた。北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の6月シリーズで初招集され、代表デビューを果たしたばかりの21歳は、J1リーグのみから選出された今回の日本代表で共闘が楽しみな選手として、同じFC東京下部組織出身のMFを挙げた。
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俵積田は北中米W杯アジア最終予選で、オーストラリア戦(0-1)で先発に抜擢され、続くインドネシア戦(6-0)では途中出場から左サイドの突破し、FW細谷真大のダメ押しゴールを演出した。
6月シリーズの日本代表は、ほとんどの選手が海外組だった。しかし、今回は全員がJ1リーグのクラブに在籍している選手たちであり、6月から引き続き招集されたのは、FC東京のチームメートであるDF長友佑都や、FC東京の下部組織時代のチームメイトで、現在はファジアーノ岡山に育成方期限付き移籍をしているMF佐藤龍之介ら、わずか5人となっている。
普段、J1リーグで対戦している選手たちとチームメイトになるが「ほぼほぼ知らない人ばかり」と言う俵積田。「FC東京むさしの先輩である稲垣(祥)さん。守備もすごいし、ミドルシュートもすごい印象があります」と、現在は名古屋グランパスに所属し、今季7得点を挙げているMFの名前を共闘することが楽しみな選手として挙げた。
この大会で活躍できるかによって、今後の日本代表での活動にも影響するだろう。2022年のカタールW杯には、FW町野修斗やMF相馬勇紀がE-1選手権でインパクトを残してメンバー入りを果たした。
2度目の代表選出となった俵積田は「前回と特に変わらず、チャレンジしたい。大会ですから、勝ちに行きたい」と言い「W杯に行くためのアピールできる場だと思っているので、自分の特徴をどんどん出していければ」と意気込んだ。
日本代表に合流する前に、5日にはリーグ戦で2位の柏レイソルと対戦する。日本代表に4人を送り出したクラブとの対戦に向けて、「一人ひとりが良いプレーをすれば勝てる相手だと思うので、自分たちのサッカーをして、3連勝できればなと思います。結局のところ、1対1のところで負けさえしなければ全然問題ないと思うし、東京は個人個人の能力が本当にすごい選手が多いので、局面局面のところでそれぞれが勝っていければいいと思います」と、目の前の試合から自身の個の能力を示していくことを誓った。
(河合 拓 / Taku Kawai)



















