セルティックが再びJ1から補強?「日本市場に照準」 昨季19得点のFWが候補「スターをチェック」

川崎でプレーする山田新【写真:徳原隆元】
川崎でプレーする山田新【写真:徳原隆元】

川崎フロンターレFW山田新への関心を高めている

 スコットランド1部セルティックが、新たな日本人ストライカーの獲得に乗り出しているようだ。2022-23シーズンの年間最優秀選手となった日本代表FW古橋亨梧、2024-25シーズンの年間最優秀選手となった同FW前田大然の獲得で成功を収めているセルティックだが、英メディア「The Scottish Sun」によると新たにJ1リーグの川崎フロンターレに所属するFW山田新への関心を高めているという。

 川崎の下部組織出身の山田は、桐蔭横浜大で全日本大学サッカー選手権大会で優勝するなど活躍し、川崎でプロのキャリアをスタート。2022年にも特別指定選手として川崎でプレーした山田は、2023年にプロ契約を結び、昨季まで公式戦76試合で24得点を記録。2024シーズンは19得点を挙げて得点ランク3位となった。今季はここまでリーグ戦19試合出場2得点となっている。

 昨季の成績に加え、チームの中心選手となったMF旗手怜央と同じ川崎に所属しているということもポジティブにとらえられているようだ。記事では「セルティックは新ストライカー探しに日本市場に照準。旗手怜央の古巣で150万ポンド(約3億円)のスターをチェック」と伝えた。

 セルティックは、アンジェ・ポステコグルー監督の時代に5人の日本人選手を補強し、古橋、旗手、前田の3選手はチームの中心選手となった。そして現在はアルビレックス新潟のルーキーであるDF稲村隼翔にも関心を持っており、同時にエリア内での強さを見せる山田も、獲得対象となっているという。

 欧州でプレーしている他のストライカーにも関心を示しているセルティックだが、山田と川崎の契約が残り18か月(1年半)であり、比較的安価で獲得できる可能性があることも魅力となっているようだ。

 古橋がフランス1部レンヌへ移籍して以来、新ストライカー獲得がテーマとなっているセルティックだが、その穴を山田で埋めることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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