欧州強豪が日本人獲りへ本格交渉か 攻撃陣再編へ…58億円準備と現地報道「説得を試みる」

バイエルンが久保に関心
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、2025-26シーズンの開幕を前にステップアップ移籍が報じられている。イングランドやスペインのビッグクラブからの関心が報じられてきたなかで、スペインの移籍サイト「Fichajes」はドイツ1部バイエルンが移籍資金を準備したと伝えている。
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2024-25シーズン、不振にあえいだレアル・ソシエダのなかで、久保は奮闘を見せて公式戦52試合に出場し7得点4アシストを記録。2023-24シーズンも公式戦41試合で7得点5アシストを記録した久保は、安定して活躍できることを証明しており、イマノル・アルグアシル監督らが離れるレアル・ソシエダを去るのではないかと噂されている。
そうしたなか「Fichajes」は、「レアル・ソシエダのアタッカーは、攻撃陣を再編して新たなプロジェクトに適応する存在として日本代表を理想的な存在だとするバイエルン・ミュンヘンからの関心を引き寄せた」と報じた。さらに「ドイツのクラブは3500万ユーロ(約58億円)を準備していると報じられているため、青と白のクラブとの交渉をスタートできる。バイエルンが金銭的にもスポーツ面でも説得を試みることになれば、ソシエダは慰留することが困難であると理解している。バイエルンのようなクラブにとって、要求される移籍金は手に届かないものではない。ミュンヘンでも久保を欧州での経験を積んでいるものの、まだ成長の余地がある選手と見ている」と伝えている。
また、スペインで大きく成長した久保だが、「契約がまとまれば、日本人選手のキャリアにとっても重要な一歩になり、バイエルンが創造性とダイナミズムを持ち合わせた選手でチームを刷新したいという考えが裏付けられる」と、選手とクラブにメリットがあるとした。これまでスペインで大きな成功を収めてきた久保だが、幼少時代も過ごした国を離れて次のステップを踏むこととなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)