久保建英「僕が遠藤選手になったつもりで」 初主将&10番で1G2A…プレーヤーオブザマッチ選出

左腕に黄色のキャプテンマークを巻き、先頭で入場した
日本代表は6月10日、北中米ワールドカップ(W杯)最終予選の最終戦となるインドネシア戦に6-0で勝利した。この試合で日本代表MF久保建英は背番号10を付け、キャプテンマークを巻いて先発出場して、後半24分までプレーし1得点2アシストの活躍を見せた。
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前節のオーストラリア戦(0-1)に続いて10番をつけた久保は、前半19分にショートCKからMF鎌田大地との連携でゴール前に入り込むと、右足でゴールを記録する。さらに前半AT6分には鎌田のゴールをアシスト。後半13分にも絶妙な浮き球でFW町野修斗のゴールを演出して、10番に相応しい活躍を見せた。
試合後のフラッシュインタビューに応じた久保は、自身のゴールシーンについて「ショートでデザインされたセットプレーだったのですが、僕のクロスがうまくいかなくて。でも、町野選手がうまくおさめてくれて、彼の特徴でもあるボールキープってところで、僕のところにこぼれてきたので。あとは冷静に流し込むだけでした」と、振り返った。
また、この試合ではいつも以上に守備面でも奮闘する場面が見られたが、キャプテンマークを巻いた影響があったと明かす。「いつもキャプテンマークを巻いている遠藤選手が、球際のところだったり、ネガティブトランジションのところでしっかりしたものを見せてくれるので、今日は僕が遠藤選手になったつもりで切り替えのところは誰よりも早くやろうと心がけでやって、何回か良いパスカットだったり、ボール回しから攻撃ができてよかったと思います」と、胸を張った。
これでアジア最終予選が終わり、W杯は1年後になる。そこに向けて競争となるが「あらためて最終予選が終わって、今回の遠征ではたくさんの選手も来て、新たな競争も生まれました。僕たちもこれで最終予選が終わってしまったので、W杯まで残り少ないことを意識して、より各々のチームで切磋琢磨して、また9月に会えたらなと思います」と言い、「今からクラブW杯がありますが、ここからオフに入ってしっかり英気を養って、また来シーズンを各々良いシーズンにして、W杯という4年に一度の大舞台に良いコンディションで臨めたらなと思います」と、自身にとって2度目となるW杯への意気込みを語った。
(FOOTBALL ZONE編集部)