ナポリが久保に関心か

　イタリア1部ナポリがスペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の獲得に乗り出すようだ。イタリア「napolicalciolive.com」は獲得間近とされるベルギー代表MFケビン・デ・ブライネに続く補強候補として久保の名前を挙げていた。

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　今季、ナポリはアントニオ・コンテ監督の下で2年ぶり4度目となるセリエA制覇を成し遂げた。コンテ監督はユベントスとインテルに続き、3クラブ目でのリーグ優勝となった。

　UEFAチャンピオンズリーグも控えるなか、チームは来季に向けて積極的な補強の動きを見せている。マンチェスター・シティを退団したデ・ブライネの獲得が間近と伝えられているが、レポートでは「ナポリの補強は彼だけではないだろう」とさらなる新戦力の到着が予想されており、その候補が久保だという。ナポリの久保への関心は過去にもあったが、今回はスポーツ・ディレクターのジョバンニ・マンナ氏が直接交渉に出向いて久保の獲得に乗り出す可能性があるという。

「現時点で久保のプライオリティーはプレミアリーグだが、セリエAのチームも彼を待ち望んでいる。チャンピオンズリーグでも主役になることを目指し、最高レベルの陣容を整える強い意志がある。そこで久保への関心が再燃している」

　久保に対してはアーセナルやリバプールなどイングランドのトップクラブ、そしてドイツの名門バイエルン・ミュンヘンなども関心を寄せ、今夏には激しい争奪戦になる可能性も高い。イタリア王者となったナポリも欧州タイトル獲得に向けて久保の獲得に本腰を入れる構えのようだ。