ミランの守護神代役候補に鈴木彩艶の名

　イタリア1部ACミランのフランス代表GKマイク・メニャンは、イングランド1部チェルシーへの移籍が迫っている。イタリア紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」ではその代役候補として日本代表GK鈴木彩艶（パルマ）の名前が取り上げられている。

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　メニャンは2021年から名門ミランのゴールマウスを守り、フランス代表でもレギュラーを張る実力者だが、およそ1800万ユーロ（約30億円）でチェルシー移籍が目前となっている。ミランは今季セリエAで8位に終わり、欧州カップ戦出場権を逃すなど低迷していたなかで、手痛い主力の退団となる。

　そうなれば急務になるのが後継者となる新戦力の補強だ。レポートによれば、ミランは同じイタリア1部ASローマで活躍したセルビア人GKミレ・スヴィラルを最有力として注目しているようだが、その一方で「パルマの若い才能、ザイオン・スズキやエリア・カプリレといった他の名前も評価している」と鈴木の名前も挙がっていた。

　鈴木は昨夏にパルマに加入し、セリエAで出場停止だった1試合を除く37試合に先発出場。残留争いに巻き込まれていたチームでビッグセーブを連発して存在感を示した。イタリア挑戦1年目で評価を急激に高めた24歳は、来季マッシミリアーノ・アッレグリ新監督の下で復活を期す名門クラブへステップアップを果たすことになる。