日本代表選手が未来のスター候補に直接指導 「夢を叶えるプロジェクト」で伝えた“大切なこと”

クレディセゾンとJFAが夢を叶える手伝い
株式会社クレディセゾンと公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は、5月24日にサッカーを通じてファンの夢を応援する「夢を叶えるプロジェクト」の第1弾イベントを、高円宮記念JFA夢フィールドで開催した。これは全国のファンから寄せられた「サッカーにまつわる夢」を実際に形にする「価値共創プロジェクト」。今回は約900件の応募の中から選ばれた28人が参加し、男子日本代表の藤田譲瑠チマ、なでしこジャパンの長野風花、宮澤ひなたからの直接指導や、トークセッションを実施した。
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イベント冒頭では、クレディセゾンのブランディング戦略部長・相河氏が登壇。「クレディセゾンは2001年よりサッカー日本代表を応援しています。これまでは日本代表のサポートを主として活動してきましたが、人を繋ぐ力を持つサッカーを通じて、夢を持つ多くの人へ活躍の機会を設けたいという想いからJFAとともに『夢を叶えるプロジェクト』の検討をして参りました」と語った。
サッカープログラムでは、藤田、長野、宮澤が参加者とともに「鳥かご」「リフティング」「ドリブル」「シュート」などのメニューを体験。遊びの要素を取り入れながらも本格的な内容で、会場は温かな一体感に包まれた。
後半のトークコーナーでは、選手と参加者がそれぞれの夢を発表。藤田は「26歳までにプレミアリーグに行くこと」、長野と宮澤は「ワールドカップで優勝すること」という自身の夢を語った。参加者からは「なでしこジャパンに入りたい」「代表選手になりたい」といった夢が語られ、長野は「頑張ることも大事だけど、まずはサッカーを楽しむことが一番大事だよ」とアドバイス。藤田も「まずはサッカーを楽しむこと。その気持ちを忘れちゃいけない。そして、サッカー選手になりたいという強い気持ちを持ち続けることが大事」とエールを送った。
また、今回はプレーヤーとしての体験だけでなく、「マネージャー体験」も同時に実施。事前応募で選ばれたマネージャー志望の参加者2人が、JFAチーム帯同スタッフのサポートの下、選手のビブスやボールの準備、ウォーミングアップ時のサポート、用具管理、声がけなど、“選手のそばで動く”マネージャー業務の一部を体験。イベントの最後には、参加した子供たちがそれぞれの感想や夢をボードに書き込んだ。クレディセゾンとJFAは、今後もサッカーに関する夢を叶える手伝いを継続していくとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)