久保建英の「将来が不透明に」 代理人変更…去就に現地注目「どの道が選手にとってベストなのか」

久保建英が代理人事務所を変更【写真:IMAGO / Ricardo Larreina Amador】
久保建英が代理人事務所を変更【写真:IMAGO / Ricardo Larreina Amador】

久保の代理人変更に現地注目

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が代理人事務所を変更したというニュースは、移籍市場の時期を間近に去就に関する話題を多く呼んでいる。スペイン紙「AS」は「将来が不透明になった」と報じた。

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 久保は今季リーグ36試合出場5ゴールをマークするなど、クラブでの公式戦52試合出場7ゴールをマークした。それに加えて日本代表の試合にも常に招集されるフル稼働ぶりを見せた。しかし、ソシエダは来季の欧州カップ戦の出場権を逃し、リーグ戦とスペイン国王杯のみのシーズンが待っている。

 それに加えてイマノル・アルグアシル監督とロベルト・オラベSD(スポーツディレクター)がチームを離れ、中心選手のMFマルティン・スビメンディも移籍が確実視される。

 そうした中で久保については、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者が「Sport360」に代理人事務所を変更するとレポートしたことが話題に。そして「Sport360」も正式に久保との契約を発表した。

 AS紙では「両者は来週にも会談を持ち、今後のことを話し合うという。欧州のカップ戦を離れる事実、イマノルの退団、重要な選手の去就、そして次のプロジェクトがどのようなものになるのかについての疑問など、どの道が選手にとってベストなのか、きっと両者が分析することになるだろう」とした。

 また、2029年までの契約を残す久保については契約解除金が6000万ユーロ(約97億円)に設定されているほか、前所属のレアル・マドリードが売却益に関する50%の権利を持つことも指摘されている。今後の久保は、日本代表の活動でオーストラリア戦に向けて合流し、その後は大阪府の吹田スタジアムで行われるワールドカップ(W杯)アジア最終予選のインドネシア戦に向け帰国することが予定されている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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