三笘薫が今季4アシスト目で有終の美 投入から2戦連続逆転勝利…キャリアハイのシーズンが終了

トッテナム戦に後半から出場した三笘薫【写真:Getty Images】
トッテナム戦に後半から出場した三笘薫【写真:Getty Images】

今季は日本人初となるプレミアで2ケタ得点を記録

イングランド・プレミアリーグのブライトンは現地時間5月25日、リーグ最終節でトッテナムと敵地で対戦し、4-1で勝利した。日本代表MF三笘薫は後半開始から出場。同点弾につながるコーナーキック(CK)を獲得すると、アシストも記録し、逆転勝利に貢献した。

【注目】“ビッグ6”時代終焉の予感 名解説者が厳選、今こそ見るべきプレミアリーグのクラブ3選

 三笘は1点を追う後半開始から左ウイングで出場。ファーストプレーから積極的にドリブルで仕掛けると、同6分には左サイドの仕掛けからCKを獲得した。その左CKからMFジャック・ヒンシェルウッドが押し込み、同点に追いつくことに成功した。

 後半13分にはDF2人の間を突破すると、たまらずファウルで止めたDFペドロ・ポロにイエローカードが提示された。三笘の再三の突破で勢いに乗ったチームは後半19分、今度は右CKから再びヒンシェルウッドが右足ヒールで決めて逆転した。

 同43分にはMFマット・オライリーがPKを決めて追加点を挙げると、アディショナルタイムには三笘のパスから、MFディエゴ・ゴメスがミドルシュートを決めて、ダメ押しの4点目。三笘はこれが4アシスト目となった。前節のリバプール戦でも三笘の投入から逆転勝利を収めており、2試合続けての逆転劇となった。

 これで今季は終了。三笘は終盤は右足かかとの負傷に悩まされたが、リーグ戦ではキャリアハイとなる36試合に出場し、日本人初の2ケタとなる10得点を記録した。2月15日のチェルシー戦で芸術的なトラップから決めた得点が、複数の現地メディアの年間ベストゴールに選ばれるなど、記録にも、記憶にも残るシーズンとなった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング