ジダン監督が“手のひら返し”のバッシングに嘆き節 クラシコは「負けない方がいい試合だったが…」

バルサに2-3と敗戦後、地元メディアがレアル批判を展開

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、23日のバルセロナとのエル・クラシコに2-3と敗れて以降、突如レアルバッシングを展開するスペインメディアに嘆き節を展開している。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 本拠地サンチャゴ・ベルナベウで、レアルは宿敵バルサに痛すぎる1敗を喫した。2-2で迎えた後半アディショナルタイムに相手の鮮やかなカウンターから、最後はバルサのエースFWリオネル・メッシに決勝弾を決められた。勝ち点で並ばれ、得失点差で上回るバルサに暫定首位の座を奪われた。だがレアルは消化試合数が1試合少なく、いまだ優位性を保っているはずだが、レアルサポーターとメディアは宿敵に敗れた怒りと悲しみからバッシングを展開している。

 25日に記者会見に出席したジダン監督は嘆き節だった。

「誰もが自分の考えを持つ権利を持っている。今はバルセロナがリーガを優勝するだろう、レアル・マドリードには価値がない、という風にだ。我々の目指すものは変わっていない」

 負けられない試合に負けた後のメディアとサポーターの論調について、指揮官はこう嘆いている。

 

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