低迷のアウクスブルク、戦犯の一人は宇佐美 独紙「ほとんど完全に消えている」と酷評

2部降格圏一歩手前の16位と低迷 宇佐美は今季11試合出場でいまだゴールなし

 アウクスブルクは2部降格圏一歩手前の16位に低迷し、今季途中に就任したマヌエル・バウム新監督に批判が集まっている。だが、地元紙では監督の手腕以外に、選手のパフォーマンスにも問題ありと指摘。今季リーグ戦11試合出場でノーゴールの日本代表FW宇佐美貴史も「ほとんど完全に消えている」と酷評されている。

「FCアウクスブルクの危機的状況の理由。多くの人間はマヌエル・バウム監督を苦境の主犯とみなしているが、チームの弱々しいパフォーマンスにはいくつかの理由が存在する」

 厳しいテーマで特集を組んだのは地元紙「アウクスブルガー・アルゲマイネ」。今季就任したディルク・シュスター前監督は新たに補強した宇佐美を重用しないなど強化部との方針の違いから昨年12月に解雇され、ユースチームの監督だったバウム氏が昇格した。

 序盤リーグ戦10試合連続出番なしだった宇佐美は徐々に出場時間を増やしているが、今季はいまだゼロゴール。攻撃面で違いを見せるべきアタッカーら新戦力に厳しい視線が向けられている。

「今シーズンは最初に数多くの失敗を犯してしまった。DFのマルティン・ヒンターエッガーを除いて、誰も確信を持てない」

 

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