日本人10番が英移籍へ「交渉は進展している」 ポルトガルで5年…25歳が退団確実と報道

ジル・ヴィセンテで10番を背負う藤本寛也【写真:IMAGO / NurPhoto】
ジル・ヴィセンテで10番を背負う藤本寛也【写真:IMAGO / NurPhoto】

ジル・ヴィセンテ藤本寛也、英2部に昇格のバーミンガム移籍が浮上している

 今季限りでの退団が確実視されるポルトガル1部ジル・ヴィセンテのMF藤本寛也について、来季にイングランド・チャンピオンシップ(2部相当)に昇格するバーミンガム・シティが獲得に乗り出したという。

「Sport TV Portugal」のセバスチャン・ソウザ=ピント記者は自身のX(旧ツイッター)で、バーミンガムの動きについて「取引は確定していないが、交渉は進展している。時計の針は刻々と進んでいることが予想される。交渉の項目を段階的に終了していく」と、進捗があるとレポートした。

 現在25歳の藤本は2020年に東京ヴェルディからの期限付き移籍でジル・ヴィセンテへ移籍。22年には完全移籍へ移行した。ポルトガルでは背番号10を背負い、レギュラー選手として活躍してきた。ポルトガル紙「O JOGO」は藤本とクラブの契約は今季限りだが、更新する可能性は低いとし、「5シーズン在籍したクラブに別れを告げる」と見出しを打ち、「日本のミッドフィールダーは契約更新の可能性は低い。契約満了に伴いファンに別れを告げる予定だ」と退団の可能性を伝えていた。

 バーミンガムでは今季、MF岩田智輝がリーグ・ワン(3部相当)でベストイレブンに選出される活躍を見せた。藤本はイングランドで新たなキャリアを積むことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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