セルティックの旗手にウディネーゼが関心か

　スコットランド1部セルティックの日本代表MF旗手玲央について、英紙「スコティッシュ・サン」はイタリア1部セリエAのウディネーゼがスカウトを派遣したと報じた。

　ウディネーゼは4月12日のキルマーノック戦にスカウトを派遣したとし、旗手は2得点していた。レポートではドイツやフランスのクラブからも獲得の興味を持たれているため、「ウディネーゼが獲得する場合、セルティックは最大限の移籍金を得られるだろう」ともしている。

　また、旗手が以前に「Jリーグでプレーしていた時は5大リーグでプレーするのは不可能だと思っていた。チャンスがあるなら、そういう価値のあるリーグでのプレーに挑戦したい」というコメントをしていたことにも触れられている。

　ウディネーゼの専門メディア「トゥット・ウディネーゼ」もこのニュースを引用する形で「ここ数週間、熱心に追跡している」と報道し、2028年5月末までの契約が結ばれている旗手のプロフィールを紹介。先日にDF高井幸大の獲得に名前が挙がったことについても、「今季活躍を見せた若手センターバックにオファーが殺到すると予想されることから、新たな選手の獲得に動くだろう」とした。

　ウディネーゼは東イタリアのフリウリを本拠地とするクラブで、過去には元ブラジル代表MFジーコ氏がプレーしたこともあり、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏はこのクラブで3-4-3システムで大ブレークして監督キャリアを飛躍させた。近年ではアトレティコ・マドリードのアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルがプレーするなど、ビッグクラブに飛躍する選手も多く輩出している。