史上最強のチームを支える“3つの掟”「忘れてはいけない」 森保監督が明かす団結力の秘密

森保一監督がチームの掟について話をした【写真:徳原隆元】
森保一監督がチームの掟について話をした【写真:徳原隆元】

選手にはさらなるレベルアップを求めた

 日本代表の森保一監督が5月9日、都内で開催されたトークイベントに出演し、チーム内の“3つの掟”を明かした。

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 北中米ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選では圧倒的な強さで、本大会の出場権を獲得した日本代表。強さの理由について指揮官は「今の日本代表は世界の激しい競争の中で自分のポジションを掴んだ選手たち。選手のレベルが上がっている中で戦えていることが、アジアでのより確実な結果につながったと思います。その上で日本の組織力、団結力、和の力を忘れてはいけないと言うことで、チーム一丸となって表現してくれていることが結果につながっているかなと思います」と語った。

 海外でも活躍している個の強い選手たちをどうまとめているのか。日本の武器であるチームワークを引き出す秘訣について指揮官は「我々には大きく3つのルールしかないんです。時間を守る、チーム内の問題はチーム内で解決する、SNSの発信に注意するの3つです」と明かした。

「チーム内で解決するためには、建設的にですけど、お互いに厳しいことを言い合って問題解決をしていく。SNSは個人がメディアになる時代なので自由ですけど、一拍置いて、自分の発信がチームメートにどういう影響をもたらすか考えてほしいということは伝えています」

 すべてはチームのための“掟”。2026年の北中米W杯では優勝を目標に掲げている。「出てきて欲しいのはとてつもなく強い個です。世界的な有名な選手であれば、メッシやクリスティアーノ・ロナウド、エムバペやハーランドであるとか、そういう高いレベルの個の集まりになれば、日本のチーム力も上がるかなと思います」とさらなるレベルアップを求めた。

(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)

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