日本は「秩序正しい国」 新助っ人が母国リーグと比較「間違いなくレベルが高い」

G大阪FWヒュメットが母国インタビューで語った
J1ガンバ大阪に新加入したFWデニス・ヒュメットがスウェーデンメディアのインタビューで日本への移籍やJリーグのレベルについて語った。
ヒュメットは3月にスウェーデンのユールゴーデンIFからG大阪へ完全移籍。第13節の京都サンガ戦(2−1)で加入後初ゴールをマーク。続く湘南戦(4−0)で連続ゴールも決めた。チームも前節浦和レッズに勝利して3連勝と好調だ。
28歳のストライカーはスウェーデン「Fotbollskanalen」のインタビューで「彼ら(浦和)はリーグで最も調子がよく、5連勝していた。(G大阪の)3連勝できて嬉しい。とてもいい気分だ」チームの現状を振り返り、さらに「新しいクラブでは常に自分をアピールすることは重要になる。2得点を決めて自分の良さを示すことができた」と自身のパフォーマンスへの手応えも明かしていた。
初挑戦のJリーグについては「アルスヴェンスカン(スウェーデンリーグ)よりは間違いなくレベルが高いと思う」とその印象を語っている。「選手の多くはスピードがあり、フィジカルやテクニックにも優れている。それは日本代表を見てもわかる。彼らはヨーロッパの主要チームと対戦しても通用するほどに成長している。スウェーデンのリーグよりもレベルが高いのは間違いない」と日本サッカーのレベルの高さを強調した。
ヨーロッパで経験を積んできたヒュメットにとって、Jリーグ移籍は「おそらくキャリアの中でも最も難しい決断だった」という。ただ、それと同時に「全ての国民が相手へ敬意を払い礼儀正しく、理解がある。とてもきれいで秩序正しい国だ」「文化や伝統、テクノロジーの面など興味深い国だと感じていて、ずっと行ってみたいと思っていた」と日本への好印象も明かした。
来日からまだおよそ2ヶ月だが、実際に日本での生活を経験した今では「ガンバのようなビッグクラブが関心を示して、大きな投資をしてくれたことに感謝している」「日本はサッカーが盛り上げっている非常に面白い国だと感じている。この国のリーグを経験できて良かったと思っている」と語っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)