21歳日本人にオーストリア1部が関心か CL出場も序列低下で出番減…現地報道「いい機会になる」

ザルツブルクがチェイス・アンリに興味?【写真:IMAGO / Fotostand】
ザルツブルクがチェイス・アンリに興味?【写真:IMAGO / Fotostand】

シュツットガルトのチェイス・アンリにザルツブルクが興味

 ドイツ1部シュツットガルトのDFチェイス・アンリはオーストリアでキャリアを積むことになるだろうか。ドイツ誌「キッカー」は「RBザルツブルクが興味を示している」とレッドブルグループクラブ加入の可能性を報じた。

 21歳のアンリは2022年に尚志高校を卒業後に即欧州へ渡り、シュツットガルトに加入した。セカンドチームに所属しながら、今季はトップチームでブンデスリーガ12試合、チャンピオンズリーグ(CL)で5試合に出場。CLではスペイン1部レアル・マドリードや決勝に進んだフランス1部パリ・サンジェルマンと対戦するなどトップレベルの経験を積んだ。

 しかし、レポートでは「VfB(シュツットガルト)で飛躍するかに見えたが、次第に才能は大きな挫折を経験することになった。このセンターバックは需要が下がり、チームを去ろうとしている」と退団の可能性が伝えられている。シーズン序盤こそ目を見張る活躍があったが、不安定なパフォーマンスが続いたことで徐々に出番は減少。この点については「若さゆえの未熟さ」を指摘されていた。

 そして、今年3月に内転筋の筋繊維断裂で戦線離脱となったことが追い打ちをかけた。今夏の退団が濃厚となっているなかで、興味を示しているのがかつて日本代表MF南野拓実(ASモナコ)も所属したオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクだ。同誌は「長期的なキャリアの進歩を目指すチェイスにとって(ザルツブルクへの移籍は)いい再挑戦の機会になるだろう」と伝えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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