英初挑戦なのに…日本人が「ダイヤモンドのよう」 今季ベスト選出「すでにプレミア級」

現地ライターも田中碧の活躍ぶりを称えた【写真:IMAGO / Every Second Media】
現地ライターも田中碧の活躍ぶりを称えた【写真:IMAGO / Every Second Media】

3季ぶりプレミア昇格を決めたリーズ田中碧、今季ベストプレーヤーに挙がる

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドは今季のチャンピオンシップで優勝し、3季ぶりのプレミアリーグ昇格を決めた。昨夏に新加入し、43試合に出場した日本代表MF田中碧は現地メディアで今季のベストプレーヤーの一人として取り上げられていた。

 田中は昨夏にドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフからリーズへ完全移籍。第4節でデビューを飾ると、以降の最終節まで全試合に出場して5得点を決めるなど攻守両面で活躍し、リーグ制覇と昇格に大きく貢献した。

 リーズ専門メディア「Leeds United News」では担当ライター陣がそれぞれにリーズの「プレーヤー・オブ・ザ・シーズン」を選出。攻撃陣をけん引したMFダニエル・ジェームズや守備の要のDFジョー・ロドンの名前も挙がるなかで、田中が最多2人からの支持を得た。

 ウィル・ブッチャー氏は“タイガー”の愛称でも親しまれた田中について「これまで日本とドイツの2部リーグでしかプレーしていなかった田中にとってこれはステップアップだ。言語の壁があったとしても、彼は王冠のダイヤモンドのように価値のある存在だった」とその重要性を強調した。

 同じく田中を挙げたアダム・エリオット氏は「田中碧についてまだ言われていないことはあるのか? オフ・ザ・ボールでのインテンシティー、素晴らしいパスレンジの組み合わせによって彼はリーズの中盤における活力の源になっていた」と絶賛。さらに「すでにプレミアリーグ級の選手といって問題ないであろう田中はウエスト・ヨークシャーでの素晴らしいデビューシーズンを経て、来季もその実力を発揮するチャンスを得るはずだ」とトップリーグでの活躍にも期待を寄せられていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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