日本人2人が独「サプライズスター」選出 “1年目”での躍動をリーグ称賛「必要不可欠」「希望の光」

佐野海舟(左)と町野修斗がブンデスリーガの「サプライズスター」に選出【写真:Getty Images】
佐野海舟(左)と町野修斗がブンデスリーガの「サプライズスター」に選出【写真:Getty Images】

佐野海舟と町野修斗が選出

 ドイツ・ブンデスリーガで活躍する2人の日本人選手が今季驚きを提供した「2024-25シーズンのサプライズスター5人」のうちに名を連ねた。リーグ公式サイトが特集している。

 1人目はマインツに新加入し、瞬く間にレギュラーに定着したMF佐野海舟だ。ここまでリーグ戦31試合全てに先発出場。7位で来季の欧州カップ戦出場権争いにいるチームの主力選手として活躍を続けている。海外挑戦1年目ながら驚異的な適応力を示した。

 特集のなかで、佐野は「ブンデスリーガ最初のシーズンにエネルギーと守備のポジショニングによってとてつもない称賛を集めた。この24歳はリーグの中で最も長い距離(360.4km)をカバーし、デュエル勝利数(331)は5位につけている」とリーグ屈指のスタッツを残す守備面での貢献での高さを評価され、「佐野の貢献はマインツがヨーロッパカップ戦の出場権を争ううえで必要不可欠になっている」とも言及されていた。

 もう一人の日本人選手はホルシュタイン・キールのFW町野修斗だった。2部リーグから昇格して初のトップリーグに挑んだ今季は29試合に出場し、チームトップの10得点をマークと攻撃をけん引してきた。

 町野は「昇格組のホルシュタイン・キールにとってチャレンジングなシーズンの中で、希望の光となっていた」と称されている。そして「この日本人は二桁得点に到達した。チームの苦戦(残り3試合で降格圏の17位)を考えれば、並外れたもの」「(2部と比べて)よりハードなリーグ、それも最下位に近い順位で昨季の2倍の得点を決めているのは驚くべき結果」とその活躍を絶賛されていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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