レアルDFが審判に”氷投げつけ”で「6試合出場停止処分」 厳罰回避も、膝手術で今季絶望

ドイツ代表リュディガーにスペインサッカー連盟から6試合出場停止処分
スペイン1部レアル・マドリードのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーに、スペインサッカー連盟(REFE)から6試合出場停止処分が下された。
リュディガーは宿敵バルセロナと対戦したスペイン国王杯決勝戦で、試合終了直前にFWキリアン・エムバペが受けたファウルに激怒。すでに交代で退いたベンチから猛抗議して、同僚FWルーカス・バスケスとともにレッドカードを受けていた。
この際にリュディガーは主審に向かってテクニカルエリア付近から氷を投げたという。英公共放送「BBC」では、リカルド・ベンゴエチェア主審は報告書のなかで退場処分の理由を「リュディガーがテクニカルエリアから物を投げたが、私の手には当たらなかった」としているとした。
これらを受け、REFEでは「審判員に対する軽微な暴力行為」として6試合の出場停止処分を科したことを発表した。リュディガーの出場停止処分はリーグ戦6試合のみで、来シーズン開幕まで延長される。そのため今季の残り5試合と、来季の開幕戦が出場停止になった。
この条項ではリュディガーは4試合から12試合の出場停止処分を受ける可能性があったが、この件についてリュディガーは処分の確定前に謝罪を行っており、それにより出場停止期間が軽減されたという。また、バスケスは国王杯の試合で2試合の出場停止処分になったとされた。
一方、BBCでは「リュディガーは29日に膝の手術を受け、今シーズンの残り試合に出場できなくなる可能性が高く、今回の出場停止処分による影響は大きくないと思われる」としている。
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