遠藤航が「カルト的な人気を確立」 スタメン0で異例の高評価…現地称賛「模範的な姿勢」

遠藤航がリバプールの優勝に貢献
イングランド1部リバプールは現地時間4月27日、プレミアリーグ第34節でトッテナムと対戦。5-1で勝利してプレミア優勝を決めた。英紙「ガーディアン」ではリバプール各選手を10点満点で評価。日本代表MF遠藤航には「7点」が与えられ、「遠藤は常に期待に応えてきた」と称えられた。
遠藤は今季プレミアリーグで17試合に途中出場し、クローザーとして試合をクローズする役割を全うした。本職のボランチだけではなく、センターバック、サイドバックと幅広いポジションをこなして現地リバプールサポーターの心を掴んだ。
オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、エジプト代表FWモハメド・サラーに10点満点が与えられたなか、遠藤には7点が与えられた。遠藤は今季プレミアリーグ17試合に出場。先発出場は0で出場時間も限られたなか、異例となる高評価になった。
記事内では、遠藤の「模範的な姿勢と途中出場での影響力あるプレー」を評価。「彼が出場した後、リバプールがリーグ戦で許した失点はわずか2点だ」と、途中出場からクローザーとしての役割を高く評価した。
「プレミアリーグの試合で先発出場していないにも関わらず、日本代表キャプテンはそのカルト的な人気を確立した。模範的な姿勢と途中出場での影響力あるプレーがその理由だ。リバプールがリードを守る場面で常に投入される『フィニッシャー』として、遠藤は安定した活躍を見せた。彼がピッチに入ってからリバプールが許したリーグ戦での失点はわずか2点のみだ」
遠藤についてはファン・ダイクも「この先も数年間、クラブにいてほしいと思っている」と称賛。日本代表キャプテンの存在はリバプールの5年ぶり栄冠に欠かせないものとなった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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