バイエルンFWがレアル戦“疑惑の判定”に不満爆発 審判団3人に「我々は殺された」

ミュラーがCLレアル戦の誤審騒動について、皮肉混じりに批判を展開

 バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦のレアル・マドリード戦で主審の誤審騒動が勃発している問題で、「我々は殺された」「『こんなことも起こり得る』と言って家に帰るわけにはいかない」と不満を爆発させている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 CLの昨季覇者とブンデスリーガ4連覇中のドイツ王者による一戦は、延長戦にもつれ込む激戦となった。スコアシート上ではハットトリックを決めたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがゲームの主役となったが、彼以上に目立ってしまったのは試合を裁いたハンガリー人のヴィクトル・カッサイ主審だった。

 後半39分にバイエルンのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルに提示された2枚目のイエローカードや、延長戦で決まったロナウドの2ゴールはいずれもオフサイドなのではと物議を醸している。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後に、「レフェリーはこの重責を担えるレベルではなかったのだろう」とカッサイ氏を酷評。不満を持ったバイエルンの選手が審判団の控室に押しかけたとも報じられている。

 

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