森保監督、ボランチ選考の胸中は? 佐野海舟を含め「まだまだたくさんいる」

森保一監督が佐野海舟らボランチ選考に言及【写真:Getty Images】
森保一監督が佐野海舟らボランチ選考に言及【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は3月13日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン戦(20日)、サウジアラビア戦(25日/ともに埼玉)に向けて日本代表メンバー25人を発表した。森保一監督と山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)が会見に出席。負傷から復帰したばかりのMF守田英正(スポルティング)含めて所属クラブでハイパフォーマンスを続けているMF佐野海舟(マインツ)らボランチの選考について考えを明かした。

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 日本代表はここまで6戦を終えて5勝1分け。勝ち点16でグループCの首位を独走。一方で、2位は勝ち点7のオーストラリア、3位以下はインドネシア、サウジアラビア、バーレーン、中国が勝ち点6で並び大混戦となっている。日本はバーレーン戦で勝利すれば、2位以内が確定して史上最速でのW杯出場が決まる。

 ボランチはMF遠藤航(リバプール)と守田が鉄板となっている森保ジャパン。守田は先月、負傷で離脱していたが、直近のリーグ戦で26分間プレー。出場時間が少ないなかでの招集となったが、「スタメンか途中出場か、全てを誰か1人に託すのではなく、コンディションの中で素晴らしい選手たちの能力をつなぎながら試合に勝っていきたい。活動の中には、公式戦でも親善試合でも全てが重要で公式戦と同等だと思う中、勝利を目指しながら戦術と選手を試して幅を広げることにトライしてきた。まずW杯の出場をつかみ取ったうえでいろいろなチャレンジをしたい。一番最後の部分で、競争の中からベストな選手を選べるようにしたい」と話した。

 また、所属クラブで圧倒的なプレーを続けている佐野について聞かれると「まずは招集していない選手のことは言及しないでおこうと思う」と前置きしたうえで「仰られた海舟という選択肢も含め、多くの選手が今回のメンバーに入ってもおかしくない。まだまだたくさんいる。その中でメンバーを決めさせていただいた」とボランチの選考に至った考えを示した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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