主審はカード受け取りを拒否

　記事によると、ハンド疑惑でひと悶着あった際、主審がレッドカードを落としていたという。これを目ざとく拾ったのがシャルケのマスコット「エルヴィン」だった。終盤のハンド疑惑もあり、親切にレッドカードを返すのではなく、抗議の意味を込めて主審にカードを提示したようだ。

　もっとも敬意を欠く行為は賛否両論を呼んでいる。激怒した主審はカード受け取りを拒否。ドイツ人の元主審ペーター・ガーゲルマン氏もエルヴィンの非礼を看過できないようで、「マスコットが主審にカードを提示することはできないはずだ」と語っているという。

　見方によってはジョークとも受け取れる行為だが、シャルケマスコットの行為は思わぬ波紋を呼んでいる。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images