本田からポジション奪取も浮かれず “新参”久保は代表定着へ慢心なし 「ずっと出続けるには…」

岡崎の特徴を把握した上でのアシスト 「まだまだ良くなっていく」と連係向上に自信

 日本代表FW久保裕也は28日のワールドカップアジア最終予選、本拠地タイ戦で1ゴール2アシストと活躍。23日の敵地UAE戦に続く2試合連続ゴールで4-0の勝利を引き寄せたが、「とにかく続けていくことが一番大事なので、この2試合で終わらないようにしたい」と浮かれることなく話した。

 昨年11月の同予選サウジアラビア戦でFW本田圭佑(ACミラン)から右ウイングのレギュラーを奪うと、3戦連続スタメンとなった。その久保は、前半にはアシストで魅せた。まずは縦に仕掛けて中央にパスを通してMF香川真司の先制点をアシストし、同19分にはニアサイドに飛び込むFW岡崎慎司のダイビングヘッドに合わせ、2ゴールを演出した。

「右サイドはあんまりやらないんで同じような場面は来ないですけど、クロスの練習はたまにやってます。(岡崎が)ニアに来るというのは分かっていたので、そこに合わせたら大体合うかなと」

 岡崎の代表通算50ゴールを導いたクロスは、動きの特徴をしっかりと把握したうえでのものだったと語る。代表では“新参”の久保は、これまでの主力と連係を深める時間は短かったものの、「前回よりはだいぶ良くなっていると思うけど、まだまだ良くなっていくとは思うので、もっと合わせられると思う」と、さらなる連係向上に自信を見せた。

 

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