34歳FWがイングランド代表1456日ぶりのゴール W杯予選で復活弾、英紙もベテランの活躍称賛

欧州予選リトアニア戦、デフォーが約4年ぶりの代表ゴール 2-0でイングランド勝利

 ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選が現地時間26日に行われ、イングランドはリトアニアを2-0の快勝を飾った。この試合で先制点を奪ったのは34歳のFWジャーメイン・デフォー(サンダーランド)だったが、彼の代表戦ゴールは1456日ぶりとなる復活弾だったと英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。

 

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 予選グループ1位突破のためには聖地ウェンブリーで勝ち点3が不可欠となった一戦、主役となったのは背番号9のベテランだった。前半21分、MFラヒム・スターリング(マンチェスター・シティ)の俊足を生かした縦突破からのクロスを、ゴール前に巧みに入り込んだデフォーが右足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らす。喉から手が出るほど欲しかった先制点に、満員となったウェンブリーの観衆はデフォーに万雷の拍手を送った。

 デフォーにとっては2013年3月以来、約4年ぶりとなる代表戦のゴールに、同紙は称賛を惜しまない。「サンダーランド所属のストライカーは、来年のW杯の時には35歳となっている。ただ彼の年齢にもかかわらず、チャンスが少ない厳しい試合でも、ゴールを狙おうと最善を尽くしている」と賛辞が並んだ。

 英公共放送「BBC」では、ギャレス・サウスゲイト監督のコメントを紹介。「仕事をうまくやり切った午後、という気分だね。私自身、今日の試合を自賛するつもりはないが、どのようにプレーすべきという形を作り上げられたことは本当にポジティブだった。選手たちは素晴らしいフィーリングを持っていた」と選手たちを称えている。

 追加点はFWジェイミー・バーディー(レスター)が挙げるなど、チームの骨格は固まりつつある。近年の国際大会で結果を残せていないサッカーの母国にとって、ベテランと中堅、若手が噛み合った勝利は勝ち点3以上の価値があるのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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