バルサ相手に「番狂わせ」 日本人MFが名門のCL最速レッド誘発…「主審は躊躇したようにも見えた」

バルセロナ戦に出場した南野拓実【写真:Getty Images】
バルセロナ戦に出場した南野拓実【写真:Getty Images】

モナコMF南野拓実がバルサDFエリック・ガルシアのファウルを誘発

 フランス1部ASモナコは、現地時間9月19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節でスペイン1部FCバルセロナを2-1で破った。日本代表MF南野拓実は相手選手の一発退場を誘発するプレー見せたが、海外メディアは「モナコは10人となったバルセロナ相手に番狂わせを演じた」と伝えている。

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 南野は8月12日に行われたジョアン・ガンペール杯決勝でバルセロナ相手にスルーパスでアシストを記録し、3-0の快勝に貢献した。9月19日のCL初戦でもスタメン起用されたなか、前半10分に流れを変えるプレーを見せる。

 バルセロナGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのパスを狙っていた南野が、相手ゴール前でボールをカット。たまらずうしろからDFエリック・ガルシアが倒してしまい、このプレーで一発退場となった。海外サッカーサイト「onefootball」によれば、9分32秒でのレッドカードは、バルセロナにとってCL史上最速だったという。スペイン紙「AS」も試合経過レポートで、「ちょっと待て! レッドだ。主審は躊躇したようにも見えたが、エリック・ガルシアを退場させた。バルセロナは10人になった!」と速報していた。

 南野の献身的な守備で、開始早々に数的有利な状況を作り出したモナコは前半16分、MFマグネス・アクリウシェのゴールで先制。同28分にバルセルナFWラミン・ヤマルに同点弾を食らったが、後半28分に18歳FWジョージ・イレニヘナが勝ち越し点を決めて、2-1で勝利を飾った。

 モナコは数的有利を生かし、バルセロナ相手に公式戦2連勝。英公共放送「BBC」は、「モナコは10人となったバルセロナ相手に番狂わせを演じた」と伝えている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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