伝統ノースロンドンダービーで「着用禁止」…思わぬ珍決定、アーセナルホームユニが「却下」
アーセナル赤基調のホームユニが「ノースロンドンダービー」で着用不可に
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、9月15日にプレミアリーグ第4節で地元のライバルであるトッテナムとの「ノースロンドンダービー」に臨む。互いのプライドを懸けた大一番だが、アーセナルはこの試合で伝統の赤いユニフォームの着用を禁止されてしまったという。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。
この試合はトッテナムの本拠地トッテナム・ホットスパースタジアムで行われる。お互いのチームカラーはトッテナムが白、アーセナルが赤と対照的なため、このダービーでは基本的に両チームともにホームユニフォームを着用して戦う。
しかし、今季はアーセナルがホームユニフォームの着用を禁止されることになった。「プレミアリーグと審判団の珍しい決定により、アーセナルはトッテナム戦でホームユニフォームの着用を禁止される」と見出しが打たれた記事によると、プレミアリーグとプロ審判協会(PGMOL)は、今季のアーセナルのホームユニフォームに白の部分が多すぎると判断したのが理由だという。
今季のアーセナルのユニフォームは赤が基調となっているが、腕から肩、サイドと裾に至るまで白の面積が多いデザインに。パンツも赤いロゴマークと紺色のラインが入っているが、全体的に白がメイン。トッテナムの白のユニフォームと混同するおそれから、アーセナルの“白すぎる”赤いユニフォームの着用は認められなかったようだ。
アーセナルはこの決定に対して赤いパンツと赤いソックスを着用することを提案していたようだが、「リーグとPGMOLに却下された」という。そのため、今季最初のノースロンドンダービーでは第2節アストン・ビラ戦(2-0)でも着用していた黒のアウェーユニフォームを着て戦うことになるようだ。
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