清武が決勝弾を演出しC大阪が今季初勝利! ハリルJ招集前の一戦で輝きを放つ

鳥栖戦に先発出場、クロスを供給し山村の決勝ゴールを演出

 今季セビージャからセレッソ大阪に復帰した日本代表MF清武弘嗣が、18日に行われたJ1第4節サガン鳥栖戦に先発出場し、1-0の決勝点の起点となるクロスを配球するなどの活躍を見せ、チームに今季リーグ戦初勝利をもたらした。

 前節コンサドーレ札幌戦に続くスタメン出場となった清武は、FW柿谷曜一朗、FW杉本健勇らと前線ユニットを形成。後半に入って攻勢を仕掛けると、それが実ったのは同25分のことだった。左CKがファーサイドに流れると、ボールを拾った清武がペナルティーエリア内に入り込んでクロスを送り込む。これをMF木本恭生が頭で折り返すと、ゴール前に詰めたMF山村和也が体ごとボールを押し込んだ。

 殊勲の清武は同40分にMF秋山大地と交代。C大阪は最後まで虎の子の1点を守り切り、1万3086人が詰めかけた本拠地キンチョウスタジアムのファンに、今季リーグ戦初勝利をプレゼントした

 昨夏移籍したセビージャではホルヘ・サンパオリ監督の下でなかなか出番に恵まれず、清武は古巣への復帰を決断した。23日のUAE戦、28日のタイ戦とロシア・ワールドカップアジア最終予選でも主力として期待がかけられるなかで、しっかりと結果を残した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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