バルサがブラジルの11歳神童を不当に引き抜く? 所属元のグレミオ激怒、法廷闘争に発展か

騒動が大きくなれば処分が下る可能性も…

 クラブの未来を担う有望株を引き抜かれた格好となったグレミオは、怒り心頭の模様だ。法務担当者は「マヌーはバルサのユニフォームに袖を通すのだろう。彼はクラブ直属の学校に2年間通い、その後は正式に下部組織の一員になろうとしている」とバルサ側の意図を指摘。「木曜日か金曜日までに、FIFAに対して法的な抗議をする予定だ」と訴えることを明らかにした。

 バルサは2014年に未成年選手の移籍条項に違反があったとして、トップチームの移籍禁止処分、そして下部組織の外国籍選手の公式戦出場禁止処分が下った。これを受けて、当時バルサ下部組織に所属していたU-20日本代表FW久保建英(FC東京U-18)は日本への帰国を余儀なくされたが、今回の騒動が大きくなるようならば、再びなんらかの処分が下る可能性がある。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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