日本代表MF、チェルシー移籍の可能性を英検証 過去にクラブ間で総額移籍金460億円
「退団する可能性は残っている」と英メディア指摘
イングランド1部チェルシーは、今夏の移籍市場でも補強を目指す。現在のターゲットとなっているのは、スペイン1部アスレティック・ビルバオに所属し、EURO(欧州選手権)2024で決勝進出を果たしたスペイン代表でも活躍を見せているFWニコ・ウィリアムズだと報じられている。しかし、実現しなかった場合にはブライトンの日本代表MF三笘薫も候補になっているという。英メディア「フットボール・ロンドン」は、その可能性の実現性を伝えている。
2023-24シーズンのリーグ戦で31試合に出場し、5得点11アシストを記録したウィリアムズは、スペイン1部FCバルセロナやアーセナル、リバプールなどが関心を示しているという。「フットボール・ロンドン」はウィリアムズのチェルシー加入を「夢の補強」と報じたが、22歳のウィリアムズはバルセロナへの移籍に近づいているとされる。そこで名前が挙がっているのが三笘だ。
記事では、「チェルシーの指揮官にグラハム・ポッター監督が就任した際、三笘は彼を追う可能性が報じられた。彼が南海岸に残った一方で、DFマルク・ククレジャ、GKロベルト・サンチェス、MFモイゼス・カイセドが加入し、この数年でチェルシーはブライトンに2億2500万ポンド(約460億円)以上を支払ったとされる。そのため、両クラブ間で交渉が行われる可能性はなさそうだ」と、大金に見合う成功が得られていないことを伝えた。
だが、記事ではブライトンでの監督交代が三笘のチェルシー移籍の可能性を残すとも報じている。
「三笘は負傷でシーズン最後の3か月を欠場。困難だった2023-24シーズンを乗り越えようとしている。チェルシーが正式に関心を示す可能性は低いとされるが、ロベルト・デ・ゼルビ監督の後任にファビアン・ヒュルツェラー監督が就任し、大きな変化が起きた。これによって日本代表選手が退団する可能性は残っており、チェルシーのマレスカ監督がさらなる新加入選手を探すなか、チェルシーが再び選択肢となっている」
これまで日本人選手が所属したことのないチェルシーの男子チームだが、三笘は同クラブ初の日本人選手になることはあるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)