横浜FMヴィエイラの活躍に母国ポルトガル紙も注目 開幕2戦連続ゴールを「順調な航海」と紹介

2試合連続の途中出場から電光石火の一撃! 昨季セルビアMVPの実力を発揮

 横浜F・マリノスに今季新加入したFWウーゴ・ヴィエイラは、3-0で快勝した4日のJ1リーグ第2節の北海道コンサドーレ札幌戦で途中出場から2試合連続ゴールを決めるなど、前評判通りの実力を見せつけている。その活躍ぶりは母国ポルトガルメディアでも取り上げられ、「順調な航海」と評されている。

 ウーゴ・ヴィエイラは3-2で勝利した開幕戦の浦和戦に続き、札幌戦でもベンチスタートとなった。この試合では1トップで先発したFW富樫敬真も得点を決めてアピールに成功するなか、後半25分にその富樫に代わってピッチに立った。

 ゴールが生まれたのは、出場からわずか3分後のことだった。28歳のストライカーはMF齋藤学のパスで左サイドに抜け出したMF天野純からの折り返しを、ゴール正面に入り込み右足で合わせてダメ押しとなる3点目を決めた。自身にとっては2試合連続ゴール、昨季セルビア1部リーグMVPに輝いた実力を申し分なく発揮している。

「(齋藤)学がボールをキープしてから天野がオーバーラップして、僕はそこでニアに走り込むとドンピシャに(ボールが)来たので合わせるだけでした」

 殊勲の点取り屋は試合後に、ゴールシーンについてこう振り返っている。さらに、このシーンではシュートの前にDFと駆け引きし、ゴール前での激しいポジション取りを制していたことも明かしている。天野からのクロスを受ける前、ウーゴ・ヴィエイラは札幌DF横山知伸のマークを引き剥がしてゴール前でフリーとなっていた。

 

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