ミラン名物会長が中国資本への身売り“破談説”を一蹴! 交渉再延期も「心配することは何もない」

中国側の資金トラブルで、3月3日に予定されていた正式契約が4月上旬に延期

 ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長は、度重なる延期となっている中国資本へのミラン売却の正式手続きについて、「心配することは何もない」と身売り“破談説”を一蹴している。イタリア紙「イル・テンポ」のインタビューに応じたもの。

 ミランの中国資本に対する株式約99%の売却は、3月3日に正式契約が行われる見通しになっていた。しかし、中国側の資金トラブルにより再延期となり、デポジットとして1億ユーロ(約120億円)を支払うことで4月上旬に正式手続きとなることが見込まれている。昨季にタイ人実業家への売却交渉がまとまったものの、再三のドタキャンにより立ち消えになった悪夢があるだけに不安説が流れているが、名物会長はその声を一蹴した。

「中国側はさらに短い延長を求めているが、この中に私が心配することは何も見えない。投資家は彼らのシリアスさを証明するために、かなりの預金を注いでいる。これは、フィニンベストグループ(ミランの親会社)のためではなく、特にミランのファンのために重要なことだ」

 

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