救急搬送のトーレスが加害者に粋な計らい 入院先の病室で見せた“神の子”の優しさが話題に

図らずも加害者となったデポルティボMF トーレスの元へお見舞いに駆け付ける

 アトレチコ・マドリードの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、現地時間2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節デポルティボ・ラ・コルーニャ戦の競り合いで頭を強打し、一時意識を失って病院に搬送されるというショッキングなアクシデントが起きた。入院した「神の子」は、後方からのチャージで図らずも“加害者”となった相手MFアレックスリベイロ・ベルガンティニョスに優しさを見せたことで話題になっている。

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 トーレスはこの日、0-1で迎えた後半20分から途中出場。同36分にアクシデントが起きた。ペナルティーエリア外の左サイドで浮き球に対してヘディングの競り合いをした際、トーレスの視野が及ばないところからMFベルガンティニョスが飛び込んでくると、空中でバランスを崩し、頭部からピッチに強く叩きつけられた。

 ピッチ上に倒れたトーレスは意識を失い、両軍の選手が駆け寄って気道確保を行うほどの深刻な状況になった。MFガビらアトレチコイレブンは大きく動揺し、ディエゴ・シメオネ監督もベルガンティニョスの後方からのチャージに怒りを爆発させていた。

 トーレスは担架に乗せられて救急車で病院に急行したが、ベルガンティニョスもお見舞いに駆けつけたという。

 

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