高卒3年目…覚醒した21歳MFは「脳筋天才」? 60mドリブル弾は「気持ちっしょ」

磐田の古川陽介【写真:Getty Images】
磐田の古川陽介【写真:Getty Images】

古川陽介が決めた鮮烈なドリブル弾の解説を求められる

 プロ3年目のジュビロ磐田の21歳MF古川陽介の鮮烈なドリブル弾が話題を呼んだ。Jリーグ公式からこの場面の解説を求められたが、この質問に対する個性溢れる回答でもファンを虜にしている。

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 6月26日のJ1リーグ第20節の東京ヴェルディ戦(3-0)は、磐田が試合を制する形となった。なかでも後半9分よりピッチに立った古川は、終盤のワンプレーで強烈なインパクトを残す。

 後半アディショナルタイム5分、古川が自陣でボールを受け左サイドへ向かってドリブルを開始。3人を引き付け相手DF宮原和也とFW見木友哉の間を割って入ると、一気に加速しペナルティーエリア内へ侵入する。最後に寄せてきた相手も軽くいなし、右足のコントロールショットでネットを揺らした。

 約60メートルの距離を1人で持ち上がったドリブル弾には、「ついに覚醒の時」「マジ三笘」と絶賛の声が多数上がる。この試合、ドリブル数でチームトップの3回を記録するなど際立った古川の活躍が反響を呼んだ。

 Jリーグ公式X(旧ツイッター)では、恒例となった「#教えてほしいJ」の企画を実施。話題になったプレーの解説をSNS上で選手本人に投げかける企画だが、古川の回答は「関係ないっしょ、気持ちっしょ」という一言だった。

 これにはファンも「かっこよすぎ」「脳筋回答なの好き」「ふるかわてんしん?」「頼もしすぎる」「脳筋天才ドリブラー」といった声が寄せられ反響が拡大。高校サッカー界の名門・静岡学園出身の古川は、当時からドリブルの技術が脚光を浴びていた。3年目を迎えたJリーグで、堂々としたメンタルの一面を見せた注目株からは今後も目が離せない。

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