米メディアがシアトル移籍浮上の本田を詳細分析 不発の“ミラン10番”獲得にメリットは…

「ゲームから消える」と安定感欠如を指摘

「本田は守備時のレーティングが高い選手ではなく、パスコースを切るような守備には有益だが、彼の近くにはより守備の規律を守れる選手が必要だ。本田のために働ける選手が周囲に必要になるタイプだ。

 また、本田は安定感のあるプレーヤーではなく、しばしばゲームから消える。幸運にもサウンダースはそれを補うだけの選手層があるけれども、彼はおそらく年俸が100万ドル(約1億1000万円)を超える選手だ。より安定感のあるプレーヤーを必要とする面があるのではないか」

 本田はしばしばイタリアメディアによる試合後の採点でも、「幽霊」「煙」といった存在感が希薄だった選手に使われるワードで、低い点数を付けられることがある。そうした面は、サウンダースが支払うであろう高額年俸に対して問題がある部分だと指摘されている。

 さらに本田の持つ経験や2つのポジションをこなせることは評価される一方で、試合勘に懸念があるとされた。今季の本田は約100分間のプレータイムしか得ることができておらず、スタメン出場は1回のみ。日本代表のゲームでアジアとの往復があることも見逃せないとされた。

 

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