総額36億円!? LAギャラクシーがジェラードに“ベッカム級”大型契約を用意か

 

今季限りでリバプールを退団するジェラード

 

 今季限りでのリバプール退団を発表した元イングランド代表主将スティーブン・ジェラードが新天地の候補となっている米MLS王者ロサンゼルス・ギャラクシーから総額2000万ポンド(約36億円)という、かつての“ベッカム級”の超高額条件を手にする可能性が浮上した。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 リバプール退団について「人生で最も厳しい選択」と振り返ったジェラードには、新天地候補としてサッカー人気急上昇中のアメリカなどが浮上。エースを巡る去就問題は一気に加熱している。

 中でもLAギャラクシーはジェラードの動向について昨年11月から注視しており、元米国代表MFランドン・ドノバンというクラブの英雄の現役引退に際し、代わりのビッグネームとしてジェラード獲得に本腰を入れているという。記事では、かつてデビッド・ベッカム氏に提示した週給10万ポンドの4年契約という計2000万ポンドの大型条件を提案する準備を進めていると報じている。

 一方で同クラブのクリス・クライン社長は「我々はまだ誰かを補強したわけではない。我々の選手以外についての言及は避けたい」と語っている。

 かつてリバプールの監督としてジェラードをトップチームでデビューさせたジェラール・ウリエ氏がニューヨーク・レッドブルズの強化部長を務めるなど、MLSにはジェラード獲得を虎視眈々と狙うクラブは多い。アンフィールドを去りゆくレジェンドの去就に全世界から大きな注目が集まっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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