ブライトン、新監督就任で三笘薫の立ち位置は? 負傷からの復活に現地期待「飛躍するはず」
ファビアン・ヒュルツェラー監督の招聘で合意か
日本代表FW三笘薫が所属するイングランド1部ブライトンはチームの躍進を支えてきたロベルト・デ・ゼルビ監督が今季限りで退任。後任として今季ドイツ2部ザンクト・パウリを優勝&1部昇格に導いたファビアン・ヒュルツェラー監督の招聘で合意したと伝えられている。現地メディアは新監督就任後の新布陣について予想している。
ブライトンは2022-23シーズン開幕直後にグラハム・ポッター元監督がイングランド1部チェルシーに引き抜かれ、その後釜としてデ・ゼルビ監督がやってきた。同シーズンにはプレミアリーグで歴代最高位となる6位となり、クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
今季は三笘やMFソリー・マーチなど主力選手の負傷離脱が相次いだ影響もあって11位と苦戦を強いられたが、デ・ゼルビ監督の手腕は高く評価されており、ビッグクラブ行きも噂される。次なる行き先は未定だが、今季限りでブライトンを去ることは決まっていた。その後任としてザンクト・パウリで実績を残したヒュルツェラー監督が浮上している。現在31歳の同監督の就任が決まると、プレミアリーグ史上最年少監督の誕生となる。
ブライトン地元メディア「Sussex Express」は「シーガルズ(ブライトンの愛称)のトニー・ブルーム会長は勇気ある決断を厭わない」として、ブライトンが新進気鋭のヒュルツェラー監督招聘に近づいていることをレポート。そのうえで新戦力候補も含めた「ヒュルツェラー監督の理想のスターティングイレブン」を予想していた。
その顔ぶれは以下の通りだ。
GK
バルト・フェルブルッヘン
DF
ジャック・ヒンシェルウッド
ルイス・ダンク
アダム・ウェブスター
バレンティン・バルコ
MF
カルロス・バレバ
ビリー・ギルモア
エミール・スミス・ロウ
FW
フリオ・エンシソ
ジョアン・ペドロ
三笘 薫
今季のメンバーをベースとし、そこに獲得の噂が浮上しているMFエミール・スミス・ロウ(アーセナル)を加えた4-3-3の布陣となっていた。
そして、負傷からの復活が待たれる三笘は左ウイングとして名を連ねている。
「この日本代表は腰の負傷からリカバリー中で、新シーズンには再びフィットし、飛躍するはずだ。完全にフィットできれば、彼はプレミアリーグでも最高の攻撃タレントの1人だ」
新体制でも三笘は中心選手としての活躍の期待を懸けられていた。