遠藤航の「放出を検討」 専門メディア見解、来季アンカーは“大物補強”or2年目MFが代役か
フラーフェンベルフのアンカー起用をオランダ代表OBが推奨
イングランド1部リバプールはアルネ・スロット監督の下、新体制で来シーズンを迎える。日本代表MF遠藤航は2023-24シーズンよりリバプールのアンカーとしてプレー。だがその立場に変化が起こる可能性が指摘されている。
ユルゲン・クロップ監督のラストシーズンとなった今季、遠藤は中盤の底でボールを回収する重大な役割を担った。プレミアリーグへの適応に苦労した面があったものの、徐々にスタメンに定着し持ち味を発揮。リーグ戦29試合(1得点)、UEFAヨーロッパリーグ9試合(1得点)、カップ戦5試合出場の戦績を残している。
そんな活躍を見せた遠藤だが、リバプール専門メディア「Liverpool.com」は、「今夏の移籍市場でも大物MFの獲得を模索しており、スロット監督は来シーズンに向けてチーム強化のため遠藤航を放出することを検討している」と、厳しい立場にある点を指摘する。
遠藤の補強は「あくまでもその場しのぎだった」という見解だが、現状補強の具体的候補は同メディアにおいて挙げられていない。その一方、リバプール2年目を迎えるMFライアン・フラーフェンベルフについて元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏が「守備的MFの役割を選ぶようアドバイスした」点にも触れている。
昨夏、遠藤と同時期にリバプールにやってきたフラーフェンベルフ。今シーズンは遠藤の1つ前のポジションを担う試合が多かった。オランダ代表OBは、来季フラーフェンベルフに「かつパトリック・ヴィエラがアーセナルやフランス代表でプレーしたような役割」で活躍できると踏んでいるようだ。
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