久保建英は「パリ五輪に行かない」 疲労蓄積のリスクを現地指摘「拒否権を発動できる」
久保はパリ五輪世代の1人
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、パリ五輪世代の1人だ。今年夏に行われる同大会への出場についてさまざまな憶測が飛び交うなか、スペインメディアは「久保は五輪に行かない」といった見出しで見解を示している。
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現在22歳の久保は今シーズン序盤から目覚ましい活躍を見せた。開幕10節で5得点2アシストの数字を残すなど結果を残し、試合では何度もMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いた。今年2月には2029年6月末までクラブとの契約延長を発表し、ここまで公式戦40試合に出場している。
16日のラ・リーガ第36節バレンシア戦(1-0)では決勝弾をアシストを決めた久保。現在、多数ヨーロッパの強豪クラブも獲得へ興味を引く日本人MFは、パリ五輪世代の1人でもある。出場の可能性に注目が集まっているなか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「久保は五輪に行かない」といった意見を展開し、その理由を明かしている。
「パリ(五輪)は怪我のリスクに見合わない。ラ・レアル(ソシエダ)は久保の五輪出場に拒否権を発動できるのだ。この夏のパリ大会の開催期間である7月24日から8月10日にかけての死闘に挑むことで、日本人選手の怪我や筋肉疲労のリスクが倍増してしまう」
今季もUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、A代表の活動など過密日程をこなしてきた久保。パリ五輪参加で起こりうる疲労の蓄積が、一番の懸念点であることを記事では伝えている。大会不参加となれば、来シーズンを前に十分な休養とプレシーズンでの準備に時間を費やすことができるポジティブな点も指摘されていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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